長寿エリアとして有名ですが、独特の食事内容に関係しているとして多くの研究者によって調べられています。
健康食としては、ゴーヤを代表とする緑黄色野菜や海ブドウやコンブ・わかめといった海藻類がよく挙げられますが、もう一つ外して考えることができないのが「豚肉」です。

研究によってはこの豚肉は健康に特に作用は少なく、むしろ大量に食べることは健康を害するのではないかと言われることもあります。

これは肉類が中心の食生活をしていると、体内が酸性に変化していくためこれが内臓や血液に悪い影響を与えてしまうと考えられるためです。

しかしそれでは長年にわたって豚肉料理を大量に食べてきた沖縄の人たちの健康状況を説明することができません。

沖縄の伝統食の数多くには豚肉は加えられているので、長寿と全く無関係とは言えないでしょう。

 

反対に豚肉を食べることが沖縄の長寿に大きな要因になっているとする研究者もいます。

豚肉は動物性タンパク質で構成されており、ビタミン類も豊富です。

豚肉をはじめとする食事はそれ自体は確かに体に良くない影響も与えるものですが、それに加えて一日の運動力を増やし筋肉量をおとさない生活をしていくことで健康を維持していきやすくなります。

さらに沖縄での豚肉料理は調理前に茹でこぼしをおこなうなどの下処理で余分な脂肪を取り除いているので、豚肉本来の栄養分を維持しつつも脂分の少ない食事内容になっています。

豚肉にはコラーゲンも豊富ですが、余計な脂肪をとってもコラーゲンは残るのでこれが食べる人の肌質をよくすることにもつながります。

それに加えて沖縄は大変に水がきれいな土地となっており、生活水の中に石灰分が多く含まれており、カルシウムやマグネシウムなどミネラルウォーターにある成分があります。

きれいな水を使って料理をすることで、体内に入ったときの酸性化を防ぐこともできるようになっており、それも豚肉のよい部分のみを体内に入れることができます。

 

しかしいくら豚肉を健康的に食べるとしても、そればかりに偏るのは健康を損ねることになります。

健康を維持するためには、野菜や海草類、炭水化物などバランスのよい食事をしていくことが一番です。

総合的にみて、一つ一つの食材の栄養価が優れているということがこの健康維持のための食事内容にかかわってくるのではないかとも思われます。

コレステロール値に気を付けつつも、おいしく多くの食材を食べることが長寿への近道です。