沖縄は日本でも有数のリゾート地として知られていますが、その理由についていろいろな文章を読むよりもまずは一歩足を踏み入れる方が一瞬で理解をすることができます。
沖縄で過ごす時間のことを「うちなータイム」と呼ぶことがありますが、これは別名「沖縄時間」というまるで時計の速度がゆるくなってしまったのではないかと感じてしまうほどののんびりとした時間の流れのことをさしています。
うちなータイムを作り出しているのは他でもない沖縄に住む人達なのですが、沖縄を地元にする人の多くは時間にたいしてせかせかとすることがなく、非常にルーズな生き方をしていることが多くあります。
ルーズというと聞こえはよくないのですが、言い換えればそれだけ心に余裕を持って生活をしているということでもあり、細かいことにいちいち一喜一憂しないおおらかな考え方をしているということでもあります。

そのため忙しい毎日を送る本土、しかも都心部から来たような人は沖縄に到着した当初はそんなのんびりした考え方や行動についイライラしてしまい「なんていい加減な人たちなんだ!」と怒ってしまうようなこともあります。
一例を挙げれば、集合時間はギリギリどころか遅れてくるのがあたりまえであったり、仕事中に抜け出してどこかに行くというようなこともよくあったりします。

同じような生活をもし都内の会社員がしてしまっていたらまたたく間にクビになってしまいそうですが、沖縄においてはそこまでして焦って何かをしたところで何か特別によいことはないということをよくわかっているからの行動なのです。
考えてみれば私達は電車が1分どころか数秒遅れただけでもついイライラして駅員さんに文句を言ってしまったり、非常に細かいところばかりを気にしていちいちストレスを貯める生活を送っていたりします。

生き方における考え方は人さまざまですから一概にどうするのが一番よいかということについて断定をすることはできません。
ですが沖縄を訪れ、そこに流れるうちなータイムをいうものを肌で感じてみるということも、時間に追われがちな生活をする私達には時に必要なことなのではないかと思います。