沖縄料理のまさに代表中の代表といえるのが「ゴーヤチャンプルー」です。
沖縄料理=ゴーヤチャンプルーと言ってもよいほどの知名度となっている料理ですが、最近では近くのスーパーやコンビニでも手軽にゴーヤを購入できるようになったことから、沖縄県外の人でも一般の食卓によく作るようになってきています。
ゴーヤは熱帯アジアが原産地のウリ科ツルレイシ属の果実となっていますが、日本においてはつい最近まで沖縄県外ではほとんど見かけることがない植物でした。
ゴーヤは強烈な苦味とゴツゴツした独特の形状が特徴になっていますが、この苦味は人の血糖値を下げて疲労回復や老化防止に役立つという、非常に優れた健康優良食品です。

ですがゴーヤの苦味はなかなか食べなれない人にとってはつらいものがあり、沖縄県内でよく見かけるゴーヤジュースやゴーヤ茶などはちょっとした罰ゲームをしているような気分になったりします。
そんなゴーヤ初心者の人にもおすすめしたいのがゴーヤをまろやかに食べることができるゴーヤチャンプルーです。
ゴーヤチャンプルーはゴーヤを薄く切ったものに豆腐や卵、たくさんの野菜を加えて作ります。
さらに沖縄料理の定番食材の豚肉やランチョンミートを使うことで、ボリューム感もある大変食べごたえのある料理に仕上げることができます。

ゴーヤをあまり食べなれない人は最初に作る時注意をしたいのがゴーヤの下ごしらえです。
ふつうゴーヤはまるごと一本で販売されていることと思いますが、最初に縦に二つに切り、スプーンを使って中の種をすっかり取り除きます。
そのあとでゴーヤ本体に塩をタップリとつけてすりこみ、しばらく放置をして苦味が抜けるのを待ちます。
塩もみをすると少しして内側の水分が抜けてくるので、頃合いを見計らって表面の塩を洗い落とし、食べやすいように薄く切っていきます。
このときの切り方も苦味が苦手という人なら少し薄めを心がけるとよいでしょう。

あとは炒めるわけですが、ゴーヤは火が通りにくいのでフライパンを熱したら肉類と一緒に最初から炒めていきます。
十分に火が通らないとまた苦味が増しますので、味付けに工夫しつつゴーヤの様子に注目して作っていきましょう。
肉とゴーヤに火が通ったら他の野菜や豆腐を入れ、最後に溶き卵を流し入れます。
味付けは醤油とダシを使用しますが、このときあまり大量に味をつけないようにした方が素材のうまみが出ておいしく食べることができます。