沖縄県は全体的にのんびりした楽天的なものの考え方をすることが特徴のようですが、それはお金の面にも現れているようです。

総務省が行った家計調査の結果をみてみると、2011年における各家庭個別の金融資産額の比較で日本でもっとも少ないのは那覇市であるという結果が出ています。

これは金融資産額ワーストワンの那覇が2011年で623万円、二位の長崎が1,167万円、三位の青森が1,180万円という数字を見てわかるように、沖縄だけが異様に低いことがわかります。

ちなみに最も金融資産額が多かったのは三重県津市の2,892万円となっており実に2,000万円以上も差が付いているという驚きの結果になっています。

 

金融資産と分類されるものは現金預金の他、株式や土地、その他多くの証券などが含まれます。

沖縄がそこまで低いのは土地代が低いからじゃないか?とおもわれる人もいるかもしれませんが、そこで視点を預金額の多さで比較した同調査結果にうつしてみると、やはりその金額のワーストワンも那覇(397万円)となっています。

株式の保有額においても那覇はワーストワンです。

 

このように書くと沖縄県民を悪く言っているように思えるかもしれませんが、決してそうではありません。

理由ははっきり決めつけることはできませんが、総じて沖縄に住む人たちは金融や貯蓄に熱心ではないということではないということから来る結果ではないかと思えます。

実際沖縄県でお金に対するアンケートをとると「貯金はしない」といったようなことを返答する人もいるほどで、手元にあるお金は使ってしまうというのが沖縄県らしい気質ということができるかもしれません。

一方で出生率は沖縄県は全国でも他の県を大きく引き離して第一位を維持しており、また離婚率も同じく全国トップの数字となっています。

やはりその時その時を一生懸命に生きるという考え方が沖縄にはあるのかもしれません。

 

ちょっとしたトリビアですが、沖縄では「あの世で使えるお金」というものが販売されているのだそうです。

沖縄独自の地元祭りである「清明祭」で使用されるもののようですが、金色地の紙にエンボス加工された銭模様がついているというものです。

このあの世で使うお金のことを「ウチカビ」といい、先祖の霊を祀る行事があると霊前に供えて持たせるようにしているということでした。

不思議な風習のようにも思えますが、こうしたところにも沖縄のお金に対しての意識というものが伺えるようにも感じますね。